突然起こる回転性めまい|メニエール病とは
メニエール病は、めまいを引き起こす病気の中でも、最もよく知られている疾患の一つです。
厚生省特定疾患研究班の調査によると、メニエール病は女性に多く、発症年齢は30歳代後半から40歳代前半に最も多いと報告されています。

メニエール病の主な症状
突然起こる回転性めまい
メニエール病の最大の特徴は、何の前触れもなく突然起こる回転性めまいです。
自分や周囲が「ぐるぐる回る」ような感覚を伴い、日常生活に大きな支障をきたします。
耳鳴り・耳の閉塞感・難聴
回転性めまいと同時、またはめまいが起こる少し前から、
・片耳の耳鳴り
・耳が詰まったような閉塞感
・難聴
といった聴覚症状が現れることが多く見られます。
めまい発作の持続時間と間隔
激しいめまいは、通常30分程度から数時間続きます。
めまいが軽快するとともに、耳鳴りや耳の閉塞感、難聴は軽くなったり、消失したりします。
しかし、めまい発作を何度も繰り返すうちに、めまいがおさまっても耳鳴りや難聴が改善しにくくなるケースもあります。
めまいの起こる間隔は人それぞれで、数日、数週間、数カ月、あるいは1年に1回など、個人差があります。
めまいに伴う自律神経症状
めまいが強い場合には、
・吐き気
・嘔吐
・冷や汗
・動悸
などの症状を伴うことも少なくありません。
メニエール病の原因|内リンパ水腫とは
メニエール病の特徴
メニエール病は、以下の4つを特徴とします。
・繰り返すめまい発作
・耳鳴り
・難聴
・内リンパ水腫

内リンパ水腫の仕組み
内リンパ水腫とは、内耳の中の内リンパ液が過剰に溜まり、内耳が腫れた状態のことをいいます。
内耳は、
・カリウムに富んだ内リンパ液で満たされた「膜迷路」
・骨迷路と膜迷路の間を満たす、ナトリウムに富んだ「外リンパ」
から構成されています。
メニエール病では、膜迷路内に内リンパ液が過剰に溜まることで内圧が上昇し、内リンパと外リンパを隔てている膜が膨張します。
そして、ついには膜が破裂し、カリウムに富んだ内リンパとナトリウムに富んだ外リンパが混合します。
このとき、平衡感覚や聴覚をつかさどる感覚細胞が化学的・物理的刺激を受け、激しい回転性めまいや聞こえの異常として症状が現れます。
膜は短時間で閉鎖しますが、再び内リンパ液が溜まると、膨張と破裂を繰り返します。
そのため、メニエール病では、めまいや聴覚症状が繰り返し起こるのです。

メニエール病の改善に大切なポイント
メニエール病の改善で重要なのは、
内耳の血行を良くし、内リンパ液が過剰に溜まらない状態をつくることです。
内耳は非常に繊細な器官であり、血流の影響を受けやすい部位でもあります。
メニエール病に対する鍼灸治療の有効性
鍼灸で内耳の血流を改善
鍼灸治療では、耳の周囲に鍼を施すことで、内耳の血液循環を促進します。
これにより、内リンパ液が過剰に溜まりにくい状態を目指します。
首・肩・自律神経へのアプローチ
内耳に血液を送る動脈は、首の骨の中を通る椎骨動脈の枝であることが多いとされています。
そのため、
・首や肩の筋肉の緊張
・姿勢の崩れ
・自律神経の乱れ
が、内耳の血流に影響しているケースも少なくありません。
鍼灸治療では、首や肩の筋緊張を緩め、自律神経のバランスを整えることで、めまいの起こりにくい体づくりをサポートします。

うさみ鍼灸院のメニエール病・めまいへの考え方
うさみ鍼灸院では、単に症状だけを見るのではなく、
なぜその方にめまいが起こったのかを客観的に分析し、原因を丁寧に探っていきます。
患者さん一人ひとりの状態に合わせた、最適な鍼灸治療を行うことを大切にしています。
繰り返すめまいでお悩みの方へ
メニエール病による回転性めまいや、繰り返すめまいでお困りの方は、我慢せずに一度ご相談ください。
早めのケアが、症状の悪化や慢性化を防ぐ第一歩になります。





